「ありがとう山脇百合子さん」

の続き。

「ありがとう山脇百合子さん」のコーナーを別枠で。

『ゆうこのあさごはん』1971

描いた後、配置を調整するために切り貼りした跡が残っているのが面白い。

 

『そらいろのたね』1964

花の位置、雲の位置も少しずつバランスを取るようにずらされている。

↓全体図を見るとなぜ調整をかけたかがわかる。

調整後の全体図

雲はきつね側のものと高さを合わせたかった、たんぽぽはきつねとゆうじの真ん中に配置したかった、ということなのだろう。

 

ぐりとぐら かるた 1984

絵を見ながら、読札の文言を想像するのが面白かった。ほぼ想像どおりのものもあれば、そうきたかと思うものもあった。「ろ」は蝋燭とロバまでは想像できたが、六本と六歳までは気づかなかった。