2022年9月21日

マダガスカルバオバブ』の写真展を見るために、多賀城市立図書館に行った。

写真展自体は本同様、素晴らしいもので満足したが、悲しくなったのは図書館。

ここはCCCが運営するいわゆる「TSUTAYA図書館」。

きれいでおしゃれな空間なのはいいが、問題は書架。どう頑張っても手の届かない位置に本があるのだ。

不思議に思ってスタッフの人に聞くと、言ってくれればその都度取ってくれるとのこと。

えー……。いちいちお願いしないと取れんてことかい。

気の向くままに大量の本を見て選ぶ私にはつらい書架だ。

転勤であちこちいろいろな図書館を見ているが、こんなひどい書架は初めてだ。本なんて飾りだとでも言われてるようで本当に悲しくなった。

大きな地震が頻発するこの地域。高さのある書架なんてクレイジーそのもの。ストップバーがあるとはいえ。

自分とこの図書館がこんなんじゃなくてよかった。

と同時に「TSUTAYA図書館」がある自治体に引っ越すことになったらどうしようとか「TSUTAYA図書館」に変わっちゃったらどうしようとか恐怖を覚えた。