中学生の子供の授業参観に行く。
学活の授業、テーマは「自分史づくり」。
学校というところはなんでこう、振り返りが好きなんだろうか?
小学校の頃も、自分の生活や成長を振り返るとかいう授業があって辟易した。振り返るほど生きてねえじゃん。
授業の振り返りとか、学習の振り返りとかならわかる。
家庭生活を含めた振り返りって必要か?
なんでこんな隠居老人みたいなことせなあかんねん。
なかには親とうまくいってないとか、家庭環境が複雑とか、そういう子たちもいるだろう。学校に「家庭」を持ち込むな。どんな家庭の子だって通わなならんのが小・中学校なんだから。
先生もご自身のを開陳していたが、そこまでプライベートをさらさなくて結構。
結婚とか子供とかの、将来のプランもアホらしくて聞いてられんかった。
だって彼らが今見るべきは、目の前の高校受験だもん。そんな先のことなんて知らんでしょ。
未来のことなら、どういう高校生になりたいか?どういう仕事に就きたいか?そこまでのレベルでいい。
過去のことなら、中学生活だけでいい。二年ちょっとでも振り返ることはたくさんあるはずだ。
いちいち幼児の頃から振り返って、大人になったときまでの将来像を考えるって。そんな解像度が低い作業になんの意味があるのか。
あらゆる学校から「家庭生活を含めた振り返り作業」を追放してやりたい。