2023年12月26日

今さらながらローストチキン。

今年の(去年も、か)クリスマスは息子が塾なので、一足先22日にチキンを食べている。夫が会社関係の付き合いで買ってくる、近所の肉屋自家製の丸鶏ロースト。

こっちに来てから毎年食べてるが、小ぶりながらジューシーで中までしっかり味がついている。レンジで温めてからちょっとグリルにかけるとパリッと仕上がって美味しい。

でもこの時期スーパーで生の丸鶏を見かけると、自分でも焼きたくてうずうずしてくる。

お店の鶏がジューシーなのはブライン液に漬けてるからでは?と思いついて、自分でも実験してみることにした。

丸鶏にまんべんなくフォークを刺してブスブス穴をあける。ポリ袋を二重にした中に入れ、ブライン液(水1カップに塩と砂糖それぞれ10g)に漬ける。冷蔵庫で一晩。

水気を拭き取った後、腹にマッシュポテトをこれでもかと詰める。ピラフとか詰める時もあるけど、今回は面倒なのでじゃがいもを茹でて潰してバターで和えたマッシュポテト。あけ口は竹串で止めておく。オリーブオイルを全体に回るよう塗っておく。

アルミホイルをかぶせ、200℃に予熱したオーブンで40分焼いたあと、ホイルを外してさらに25分。できあがり。

胸部分はちょっとだけ味が薄いかな?という感じだったけど、レッグや手羽先の方はジューシーで適度に味がついている。皮もパリッと香ばしく焼けてとても美味しかった。子供なんか取り分けた分にかぶり付いてあっという間に平らげてしまった。大成功。

 

付け合わせはカリフラワーのサブジ、マッシュポテトの残り、キャベツの千切りにサッと熱湯を通したもの。

オーブンプレートにアルミを敷いた後、焼き網の上にトリを乗せて焼いたので、下に肉汁や脂が溜まっている。そこにキャベツやらカリフラワーやらポテトやらを投入して、肉汁や脂を吸わせる。その上にできあがったトリを乗せてさばいてみた。とても絵になるような料理じゃないけど、旨みを吸った付け合わせもしっかりおいしかった。

カリフラワーのサブジ。カリフラワーを同じくらいの小房に割っておく。茎の部分も同じくらいの大きさに。葉っぱが新鮮なら葉っぱも使える。フライパンに油を熱してクミンシードを入れ、スタータースパイスにする。カリフラワーを投入して炒める。炒めてる間、塩、粗びき黒こしょう、七味唐辛子、コリアンダーターメリックを適量ミニすり鉢に入れ、すり混ぜておく。今回は付け合わせに使うので、塩やスパイスは控えめにした。だいたい炒まったらすり混ぜたスパイス類を投入。蓋をしてじっくり弱火で火を通す。仕上げにガラムマサラを振りかけてできあがり。

どっかから拾ったレシピで、いつもはちゃんとスパイスの分量をはかって作ってるけど、今回は適当に作ってしまった。本当はサブジに七味唐辛子なんて使わないし邪道だけど一味と七味両方ストックすると使いきれないので、いつも七味で代用している。